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クアルコムとエリクソン、サブ6GHz帯の5G NRスマホ試作機でOTAコールに成功



米国のQualcommの全額出資子会社であるQualcomm TechnologiesとスウェーデンのEricssonはスマートフォンのフォームファクタを適用した試作機でサブ6GHz帯の周波数を利用した第5世代移動通信システム(5G)のOTAコールに成功したと発表した。

5Gの通信方式は標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)が5Gの要求条件を満たすために規定したNR方式に準拠している。

周波数はサブ6GHz帯の3.5GHz帯を利用してOTAコールに成功したという。

OTAコールの試験はスウェーデンの首都・ストックホルムにあるEricsson Labで実施した。

無線機側はEricssonが提供するNR方式に対応した商用の統合型無線機であるAIR 6488およびベースバンド製品、端末側はQualcomm Technologiesが提供するQualcomm Snapdragon X50 5G ModemおよびRFサブシステムを搭載した試作機を利用したことが明らかにされている。

NR方式に対応した最初のスマートフォンは2019年前半に製品化される見込みである。

5G向けの周波数としてはサブ6GHz帯の割当が世界各地で進んでおり、特に韓国やフィンランドなどでは、まずは3.5GHz帯で5Gを商用化することが決まっている。

Qualcomm TechnologiesとEricssonによる試験の成功はNR方式に対応したスマートフォンの製品化に向けて、重要な里程標になるとアピールしている。

なお、Qualcomm TechnologiesとEricssonはこれまでにミリ波(mmWave)の39GHz帯や28GHz帯でもNR方式の試験を実施した実績がある。

Qualcomm

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