フィリピンのSmart Communications、11月に最初の5G基地局を開局へ
- 2018年11月05日
- 海外携帯電話
フィリピンのPLDTの全額出資子会社で同国の移動体通信事業者(MNO)であるSmart Communicationsは2018年11月に第5世代移動通信システム(5G)の基地局を開局することが分かった。
PLDT、Smart Communications、フィリピンのClark Development Corporationはパンパンガ州にあるクラーク・フリーポート・ゾーンをフィリピンで最初のスマート5Gシティにすると宣言した。
クラーク・フリーポート・ゾーンではスマート5Gシティの実現に向けて共同で5Gの整備を進めるという。
PLDTおよびSmart Communicationsはスマート5GシティのプロジェクトでスウェーデンのEricssonと提携しており、基地局などの通信設備はEricssonが納入することになる。
Smart Communicationsはクラーク・フリーポート・ゾーンで2018年11月にフィリピンでは初となる5Gの基地局を開局する予定である。
5Gの商用サービスの開始はまだ先となる見込みであるが、Ericssonは世界で最初に5Gを導入する地域のひとつがクラーク・フリーポート・ゾーンになるだろうと説明している。
クラーク・フリーポート・ゾーンはフィリピン政府より経済特区に指定されており、先進的なインフラストラクチャを率先して整備することで、情報通信技術分野を筆頭に外国企業の誘致や外国企業からの投資の呼び込みを狙う。
なお、PLDTにはNTT DOCOMOが少数株主として資本参加しており、NTT DOCOMOによる持分比率は約8.6%となっている。
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