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台湾の中華電信が2018年Q3の業績を発表



台湾の移動体通信事業者(MNO)であるChunghwa Telecom (中華電信)は2018年第3四半期の業績を発表した。

2018年第3四半期の連結売上高は前年同期比6.6%減の527億488万5,000台湾ドル(約1,946億円)、親会社の所有者に帰属する当期純利益は前年同期比の16.2%減の85億420万7,000台湾ドル(約314億円)となった。

2018年9月30日に終了した9ヶ月間の連結売上高は前年同期比4.0%減の1,599億9,560万2,000台湾ドル(約5,909億円)、親会社の所有者に帰属する当期純利益は前年同期比0.3%減の270億9,322万8,000台湾ドル(約1,001億円)となった。

いずれも前年同期比で減収減益を記録した。

2018年第3四半期は移動体通信事業の売上高が前年同期比13.1%減の234億5,000万台湾ドル(約866億円)で、連結売上高のうち44.5%を移動体通信事業が占めており、Chunghwa Telecomにとって売上高ベースで移動体通信事業が最大の事業となっている。

移動体通信事業の主な減収の要因は競争の激化や音声通話の需要の低下としており、一方で端末の販売は増加したという。

2018年第3四半期末の事業データも公開されている。

移動体通信サービスの加入件数は前年同期比0.3%減の1,055万件となった。

また、移動体通信サービスの加入件数のうち、データ通信サービスの加入件数は928万件、第4世代移動通信システム(4G)の加入件数は908万3,000件である。

したがって、データ通信サービスの加入率は88.0%、4Gの加入率は86.1%となる。

台湾では加入件数ベースで最大の移動体通信事業者がChunghwa Telecomとなっている。

Chunghwa Telecom

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