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台湾の亞太電信、台湾大哥大のLTEネットワーク利用を終了



台湾の移動体通信事業者(MNO)であるTaiwan Mobile (台湾大哥大)は台湾の移動体通信事業者であるAsia Pacific Telecom (亞太電信)に対するLTEネットワークの貸し出しを終了したと発表した。

Asia Pacific Telecomは2014年12月24日にLTEサービスを開始したが、エリアを補う目的などでTaiwan Mobileとローミング協定を締結し、ローミングと称してTaiwan Mobileのネットワークを利用していた。

ただ、当初よりAsia Pacific TelecomはほとんどTaiwan Mobileのネットワークに依存する状況で、台湾の政府機関で国家通訊伝播委員会の規制を担う国家通訊伝播委員会(National Communications Commission:NCC)は改善措置命令を発出して罰金も命じた。

改善措置の最新の履行期限とした2018年9月4日にも間に合わず、Asia Pacific TelecomとTaiwan Mobileは国家通訊伝播委員会から300万台湾ドル(約1,112万円)の罰金を命じられたが、すでに改善措置を完了して2018年10月31日にはAsia Pacific Telecomに対するLTEネットワークの貸し出しを終了したという。

これにより、Asia Pacific Telecomが再びTaiwan MobileのLTEネットワークを使うことはないと説明している。

国家通訊伝播委員会は2015年より合計で8回にわたりAsia Pacific TelecomとTaiwan Mobileの双方に同額の罰金を命じており、罰金の金額はそれぞれ1,470万台湾ドル(約5,449万円)に達した。

ただ、音声通話の手段を確保する目的で、Taiwan Mobileは引き続きW-CDMAネットワークをAsia Pacific Telecomに貸し出す。

Taiwan MobileはすでにGSMネットワークを停波しているが、GSMネットワークは当初より貸し出しの対象に含まず、Asia Pacific Telecomは2017年より独自にGSMネットワークを構築している。

Taiwan Mobile

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