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韓国のKTが5G基地局ベンダを選定、ファーウェイは排除



韓国の移動体通信事業者(MNO)であるKTは第5世代移動通信システム(5G)の商用化に向けて基地局を構成する無線機のベンダの選定を完了した。

KTは韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)、スウェーデンのEricsson、フィンランドのNokiaより無線機の供給を受ける。

これまでに、韓国の移動体通信事業者としてはSK TelecomとLG Uplus (LG U+)も無線機のベンダの選定を完了しており、SK TelecomはSamsung Electronics、Ericsson、Nokia、LG UplusはSamsung Electronics、Ericsson、Nokia、そして中国のHuawei Technologies (華為技術)を選んだ。

KT、SK Telecom、LG Uplusの3社ともSamsung Electronics、Ericsson、Nokiaの採用は共通で、LG UplusのみHuawei Technologiesも採用することに決めた。

いずれも通信方式は3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式で、LTE方式と連携するノンスタンドアローン(NSA)を導入する予定である。

LG UplusはLTE方式の無線機でHuawei Technologiesを採用しており、NR方式のNSAではLTE方式と同じベンダを採用することが望ましく、多数の懸念する意見が出たにも関わらずHuawei Technologiesを採用するという。

Huawei TechnologiesはKTやSK Telecomにも売り込んだが、韓国では韓国大統領府(青瓦台)の国民請願および提案掲示板でHuawei Technologiesを念頭に中国企業の排除を願う要望が急増するなど中国企業への懸念が指摘されており、KTとSK Telecomは様々な観点から考慮してHuawei Technologiesの採用は見送りを決定した。

韓国の移動体通信事業者各社は早ければ2018年12月にも5Gサービスを商用化する。

ETNews

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