スリランカのDialog Axiataが2018年Q3の業績を発表
- 2018年11月29日
- 海外携帯電話
マレーシアのAxiata Groupの子会社でスリランカの移動体通信事業者(MNO)であるDialog Axiataは2018年第3四半期の業績を発表した。
2018年第3四半期の連結売上高は前年同期比15.4%増の279億5,082万スリランカルピー(約181億円)、株主に帰属する当期純利益は前年同期比53.8%減の17億2,102万9,000スリランカルピー(約11億円)となった。
また、2018年9月30日に終了した9ヶ月間の連結売上高は前年同期比16.2%減の806億4,040万5,000スリランカルピー(約523億円)、株主に帰属する当期純利益は前年同期比2.7%減の74億931万8,000万スリランカルピー(約48億円)となった。
いずれも前年同期比で増収減益を記録したことになる。
2018年第3四半期末時点の事業データも公開されている。
移動体通信サービスの加入件数はポストペイド契約が136万8,000件、プリペイド契約が1,200万1,000件、合計で1,336万9,000件に達した。
ポストペイド契約の比率は10.2%、プリペイド契約の比率は89.8%である。
2018年第3四半期に限定したスリランカルピー(LKR)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)は前年同期比3.3%増の411スリランカルピー(約266円)となった。
LTEサービスの人口カバー率は移動体通信向けのMobile 4Gが54%、固定通信向けの4G Home Broadbandが59%となっている。
なお、Axiata Groupはマレーシアのラブアン法人のAxiata Investments (Labuan)、マレーシアのAxiata Investments (Indonesia)を通じてDialog Axiataを所有しており、Axiata Groupによる持分比率は間接的に83.31%である。
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