中国電信がVoLTEの提供を正式に開始
- 2018年11月16日
- 海外携帯電話
中国の移動体通信事業者(MNO)であるChina Telecom (中国電信)はVoLTE (Voice over LTE)による音声通話サービスを正式に開始した。
VoLTEはLTEネットワーク上で音声通話を実現する技術で、高音質な音声通話、高速な発着信、音声通話中の高速なデータ通信などが期待できる。
China Telecomは2018年4月にVoLTEを限定的に商用化したが、ようやく中国の広域でVoLTEを正式に提供する。
VoLTEの利用を希望する場合、VoLTEに対応した端末とLTEサービスに対応したSIMカードの用意が前提条件となる。
また、前提条件を満たしたうえで顧客側がVoLTEの利用を申請する必要がある。
SMSで10001宛にktvolteと送信すると、China TelecomよりVoLTEの加入について確認のSMSが送られてくるため、Yと返信することでVoLTEを有効化できる。
SMSで送信するktvolteのktは开通(kaitong)を意味すると思われる。
China TelecomはVoLTEに対応したスマートフォンおよびフィーチャーフォンを販売しており、China TelecomのVoLTEに対応したスマートフォンおよびフィーチャーフォンはChina Telecomの子会社で携帯端末の小売事業を担うTianyi Telecom Terminals (天翼電信終端)が公式ウェブサイトを通じて案内している。
また、China TelecomのVoLTEを利用する場合、端末のソフトウェアは最新のバージョンにアップデートしておくことが推奨される。
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