香港の1.8GHz帯と900MHz帯の周波数オークション、4社が参加を申請
- 2018年11月24日
- 海外携帯電話
香港特別行政区の政府機関で電気通信分野の規制を担う通訊事務管理局弁公室(Office of the Communications Authority:OFCA)は移動体通信向けに実施する1.8GHz帯および900MHz帯の周波数オークションの入札者を発表した。
1.8GHz帯および900MHz帯の周波数オークションの開催に先立ち、通訊事務管理局弁公室は周波数オークションへの参加申請を提出した入札者の身元を公開した。
参加申請を提出した入札者は4者で、英文社名のアルファベット順にChina Mobile Hong Kong (中國移動香港:CMHK)、Hong Kong Telecommunications (HKT)、Hutchison Telephone (和記電話)、SmarTone Mobile Communications (數碼通電訊)の4者となっている。
いずれも既存の移動体通信事業者(MNO)である。
通訊事務管理局弁公室は新規参入を狙う入札者の参加申請も規定で排除していないが、新規参入を狙う入札者は登場しなかった。
参加申請を提出した入札者はすべて通訊事務管理局弁公室の適格審査前であり、公表された入札者は有資格入札者と決定したわけではない。
適格審査で失格となれば周波数オークションに参加できないが、いずれも既存の移動体通信事業者で香港特別行政区における実績を有するため、適格審査を通過して周波数オークションに参加できる可能性が高い。
通訊事務管理局弁公室は適格審査を実施して有資格入札者が決定すれば、2018年11月30日に有資格入札者の身元を公表する予定である。
なお、有資格入札者が存在する場合、周波数オークションは2018年12月17日より入札を開始することが決まっている。
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