英国の通信大手BTがファーウェイを排除、5Gでは採用せず
- 2018年12月06日
- 海外携帯電話
英国の大手通信事業者であるBT Groupは中国のHuawei Technologies (華為技術)をコアネットワークの機器から順次排除していることが外国メディアの報道で分かった。
BT Groupは傘下のEEが第3世代移動通信システム(3G)および第4世代移動通信システム(4G)のコアネットワークでHuawei Technologies製の機器を利用しているが、3Gおよび4GのコアネットワークからはHuawei Technologies製の機器を順次排除するという。
また、第5世代移動通信システム(5G)のコアネットワークではHuawei Technologies製の機器を採用しないと表明した。
2016年にBT GroupがEEを買収したが、BT Groupによる買収前のEEはコアネットワークでHuawei Technologies製の機器を利用していた。
BT Groupは2016年からEEが保有および運用する機器の更新を進めており、コアネットワークではHuawei Technologies製の機器を新規採用せずに取り除いてきた。
2年以内には機器の更新が完了する予定とのことで、2020年末までにはEEのコアネットワークからHuawei Technologies製の機器が排除される見通し。
BT GroupはHuawei Technologiesを排除する背景は明らかにしておらず、コアネットワーク以外の機器ではHuawei Technologiesは引き続きパートナーであり続けると表明している。
なお、英国政府はこれまでにHuawei Technologiesの機器に懸念を示したことがある。
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