レバノンの携帯電話事業者AlfaがギガビットLTEを導入
- 2019年01月01日
- 海外携帯電話
レバノンの移動体通信事業者(MNO)でAlfaブランドを展開するMobile Interim Company 1 (MIC 1)はギガビットLTEを導入したと発表した。
ギガビットLTEは一般的に1Gbps前後またはそれ以上の通信速度を実現するLTEサービスを指す。
Mobile Interim Company 1はフィランドのNokiaと協力してギガビットLTEを導入したという。
Nokiaが開発した第5世代移動通信システム(5G)にも対応できるNokia AirScale Radio Accessプラットフォームを採用し、ギガビットLTEを実現できる技術を実装した。
ギガビットLTEはキャリアアグリゲーション(CA)を高度化した3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)、256QAM、4×4 MIMOを適用して実現している。
下り最大1GbpsのLTE DL Category 16またはそれより高度な端末カテゴリに対応した端末でギガビットLTEを利用できる。
2019年にレバノンで最初に5Gネットワークを展開する計画で、Nokia AirScale Radio Accessプラットフォームによって5Gに向けたネットワークの進化を続けるという。
なお、Mobile Interim Company 1はレバノン政府が所有する国有企業で、ブランド名をAlfaとして展開している。
レバノン政府とエジプトのOrascom Investment Holding (OIH)が締結した管理契約に基づき、Orascom Investment Holdingの子会社でレバノンのOrascom Telecom LebanonがMobile Interim Company 1の管理を担う。
そのため、Mobile Interim Company 1は対外的にAlfa managed by Orascom Telecomと称する。
Orascom Investment Holdingは旧社名がOrascom Telecom Media and Technology Holding (OTMT)である。
移動体通信事業としては朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の移動体通信事業者でブランド名をkoryolink (高麗網)として展開するCHEO Technology JV Company (逓オ技術合作会社)に出資している。
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