北米向け京セラ製スマホKyocera E6920がFCCの通過、AT&T向けか
- 2019年01月26日
- Android関連
KYOCERA (京セラ)製のFDD-LTE/W-CDMA/GSM端末「E6920」が2019年1月21日付けで連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)を通過した。
FCC IDはV65E6920。
モバイルネットワークはFDD-LTE 2600(B7)/2300(B30)/1900(B2)/ 1700(B4/B66)/850(B5)/700(B12/B14) MHz, W-CDMA 1900(II)/1700(IV)/850(V) MHz, GSM 1900/850 MHzで認証を受けている。
Bluetooth、無線LAN、無線充電の周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11 a/b/g/n/acに対応し、2.4GHz帯に加えて5GHz帯も利用できる。
E6920は未発表端末の型番(モデル番号)である。
型番規則より北米向けのスマートフォンと分かる。
通信方式および対応周波数より、米国の移動体通信事業者(MNO)であるAT&T Mobility向けとなる可能性が高い。
なお、E6910は米国の移動体通信事業者でVerizon Wirelessとして事業を行うCellco Partnership向けのKyocera DuraForce PRO 2であり、E6920はAT&T Mobility向けのKyocera DuraForce PRO 2となる可能性が考えられる。
FCCではラベルが公開されており、日本国内の工場で製造することが分かる。
北米向けのスマートフォンは長らくKYOCERAの全額出資子会社でマレーシアのジョホール州マサイ市にあるKYOCERA Telecom Equipment (Malaysia)の工場で製造していたが、2017年にKYOCERA Telecom Equipment (Malaysia)の工場を閉鎖したため、北米向けのスマートフォンも日本の北海道北見市にある工場で製造している。
なお、KYOCERA Telecom Equimpent (Malaysia)は当初はSANYO Electric (三洋電機)の工場で、KYOCERAがSANYO Electricの携帯端末事業などを継承した際に製造会社のSANYO PT (M)も取得し、社名をSANYO PT (M)からKYOCERA Telecom Equipment (Malaysia)に変更した。
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