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韓国向けにLG G8 ThinQ (LM-G820N)を発表、LTEは下り最大1.6Gbpsに対応



韓国のLG ElectronicsはLTE/W-CDMA/GSM端末「LG G8 ThinQ (LM-G820N)」を韓国向けに発表した。

OSにAndroid 9 Pie Versionを採用したスマートフォンである。

チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 855 Mobile Platformで、CPUはオクタコアとなっている。

ディスプレイはFullVisionと呼ばれる約6.1インチQHD+(1440*3120)有機ELを搭載している。

アスペクト比が19.5:9のディスプレイで、画素密度は564ppiとなる。

カメラはリアに2個の約1200万画素CMOSイメージセンサと約1600万画素CMOSイメージセンサからなるトリプルカメラ、フロントに約800万画素CMOSイメージセンサとToF技術を用いたZカメラからなるデュアルカメラを備える。

通信方式はLTE/W-CDMA/GSM方式に対応している。

LTE DL Category 19およびLTE UL Category 13に対応し、下りはキャリアアグリゲーション(CA)、256QAM、4×4 MIMO、上りはアップリンク・キャリアアグリゲーション(ULCA)および64QAMを利用可能で、通信速度は下り最大1.6Gbps/上り最大150Mbpsとなる。

LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)を利用できる。

SIMカードはシングルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズとなる。

Bluetooth 5.0や無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)やNFC Type A/Bにも対応している。

韓国のモバイル向け地上デジタル放送であるT-DMBに対応し、解像度がHD(1280*720)のHD DMBを視聴できる。

システムメモリの容量は6GBで、内蔵ストレージの容量は128GBである。

外部メモリを利用可能としており、microSDカードスロットを搭載する。

IP68に準拠した防水性能や防塵性能に加えて、米国の政府機関である国防総省(Department of Defense:DoD)が制定したMIL-STD-810Gに準拠した耐久性を備える。

電池パックは内蔵式で、容量は3500mAhとなっている。

充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用し、無線充電にも対応している。

生体認証は指紋認証と顔認証を利用できる。

音響性能も強化されており、32bitのHi-Fi Quad DACを搭載する。

カラーバリエーションはCarmine Red、New Aurora Black、New Moroccan Blueの3色展開となる。

韓国では2019年3月に発売する予定で、移動体通信事業者(MNO)のSK Telecom、KT Corporation、LG Uplus (LG U+)が取り扱うほか、自給制でも販売を行う。


LG Electronics

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