曲がる有機ELを搭載したウェアラブルフォンnubia αを正式に発表、eSIMに対応
- 2019年02月27日
- 海外携帯電話
中国のNubia Technology (努比亜技術)はLTE/W-CDMA/GSM端末「nubia α (努比亜α)」を正式に発表した。
ウェアラブルフォンと称するリストバンド型の携帯電話である。
OSにはα OSを採用している。
チップセットはQualcomm Snapdragon Wear 2100 Platformを搭載し、CPUはクアッドコアとなっている。
ディスプレイはタッチパネルに対応した約4.01インチのフレキシブル有機ELを搭載し、ディスプレイ部を曲げて腕に巻きつけることができる。
解像度は192*960でアスペクト比は45:9となり、画素密度は244ppiである。
カメラは約500万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式は4G eSIM版がLTE/W-CDMA/GSM方式に対応し、Bluetooth版はモバイルネットワークに非対応となる。
4G eSIM版はLTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)にも対応しており、SIMカードは内蔵式のeSIMを採用する。
Bluetoothや無線LAN (2.4GHz)も利用できる。
システムメモリの容量は1GBで、内蔵ストレージの容量は8GBである。
IP65に準拠した防水性能や防塵性能を備える。
電池パックの容量は500mAhとなっている。
カラーバリエーションは4G eSIM版がBLACKとGOLDの2色展開、Bluetooth版がBLACKの1色展開となる。
リストバンドの素材はBLACKにはステンレス鋼、GOLDには18金が利用される。
価格は4G eSIM版のBLACKが549ユーロ(約69,000円)、GOLDが649ユーロ(約82,000円)、Bluetooth版が449ユーロ(約56,000円)に設定されている。
中国の移動体通信事業者(MNO)であるChina United Network Communications (中国聯合網絡通信:China Unicom)が4G eSIM版を取り扱うことが決まっている。
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