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フィリピンのPLDTが2018年通期の業績を発表



フィリピンのPLDTは2018年通期の業績を発表した。

2018年通期の連結売上高は前年比3%増の1,647億5,200万フィリピンペソ(約3,507億円)、EBITDAは前年比3%減の640億2,700万フィリピンペソ(約1,362億円)、EBITDAマージンは前年比2ポイント減の42%、純利益は前年比41%増の189億7,300万フィリピンペソ(約404億円)となった。

無線通信事業の売上高は前年比5%減の830億100万フィリピンペソ(約1,767億円)で、連結売上高のうち50%超を無線通信事業が占めており、PLDTにとって最大の事業が無線通信事業となっている。

無線通信事業はPLDTのほか、PLDTの子会社であるSmart CommunicationsおよびDigitel Mobile Philippinesが手掛ける。

Smart CommunicationsはPLDTの全額出資子会社で、Digitel Mobile PhilippinesはPLDTによる出資比率が99.6%のDigital Telecommunications Philippines (Digitel)の全額出資子会社である。

2018年12月31日時点の事業データも公開されている。

移動体通信サービスの加入件数はSmartブランドのポストペイド契約が1,424,115件、Smartブランドのプリペイド契約が20,532,174件、Smartブランドの合計が21,956,289件、TNTブランドはプリペイド契約のみで31,893,641件、Sunブランドのポストペイド契約が895,924件、Sunブランドのプリペイド契約が5,753,163件、Sunブランドの合計が6,649,087件となった。

Smartブランド、TNTブランド、Sunブランドを合計した加入件数は前年同期比4%増の60,499,017件となる。

また、PLDTブランドの固定向け無線通信サービスの加入件数は前年同期比10%減の213,526件となっている。

2018年第4四半期に限定したフィリピンペソ(PHP)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)はSmartブランドのポストペイド契約が843フィリピンペソ(約1,794円)、Smartブランドのプリペイド契約が123フィリピンペソ(約262円)、TNTブランドのプリペイド契約が69フィリピンペソ(約147円)、Sunブランドのポストペイド契約が414フィリピンペソ(約881円)、Sunブランドのプリペイド契約が82フィリピンペソ(約175円)、PLDTブランドの固定向け無線通信サービスが860フィリピンペソ(約1,831円)である。

なお、SmartブランドとTNTブランドのすべての契約種別およびSunブランドのポストペイド契約はSmart Communicationsを通じて、Sunブランドのプリペイド契約はDigitel Mobile Philippinesを通じて、PLDTブランドはPLDTが直接的に手掛ける。

PLDTにはNTT DOCOMOが資本参加しており、NTT DOCOMOによる出資比率は8.6%となっている。

PLDT

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