シンガポールのTPG Telecom、SIM受取所にファーウェイの販売店を追加
- 2019年03月10日
- 海外携帯電話
シンガポールで第4の移動体通信事業者(MNO)として新規参入するTPG TelecomはトライアルのSIMカードの受取所を追加した。
TPG Telecomは移動体通信サービスの正式な商用化に先立ち、移動体通信サービスのトライアルを実施する。
トライアルを開始した当初は期間を定めて2019年1月6日から2019年1月8日までウッドランズ、2019年1月8日から2019年1月10日までセンカンでSIMカードを配布していたが、2019年1月23日からはスコッツロードのShaw CentreでSIMカードを配布している。
2019年3月8日からはSIMカードを配布する場所を拡大しており、ウエストゲートのHuawei Customer Service CentreでもSIMカードを受け取れる。
中国のHuawei Technologies (華為技術)の販売およびサポートの拠点でもSIMカードを配布することになる。
なお、SIMカードの受け取りは事前にトライアルへ登録しておく必要がある。
トライアルの関心表明を登録した最初の20,000人に対しては、1年間にわたりシンガポール国内のデータ通信およびTPG Telecomの電話番号間の音声通話を無料で提供する。
最大で50,000人にトライアルを提供するため、最初の20,000人を除いた30,000人は有償でトライアルを使うことになる。
トライアルの利用はポストペイド契約と同等の扱いとなるため、トライアルの利用を申請するためにはポストペイド契約で必要な本人確認書類の提出が必要である。
SIMカードはトリプルカットで、Mini SIM (2FF)サイズ、Micro SIM (3FF)サイズ、Nano SIM (4FF)サイズに切り抜ける。
通信方式および周波数はLTE (FDD)方式の900MHz帯(Band 8)、LTE (TDD)方式の2.6GHz帯(Band 38)および2.3GHz帯(Band 40)を使用する。
音声通話はVoLTE (Voice over LTE)となり、音声通話を利用するためにはVoLTEに対応した携帯端末を用意する必要がある。
移動体通信サービスを商用化する時期については発表しておらず、当初の計画から延期して2019年半ば以降となる見込み。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。