Motorola Mobilityが韓国の携帯電話市場から撤退へ
- 2012年12月10日
- Android関連
Motorola Mobilityは韓国法人を2013年2月に閉鎖し、韓国の携帯電話市場から撤退すると韓国メディアが報じている。
1988年より韓国の携帯電話市場で展開を開始して約24年、スマートフォン事業の苦戦が大きく影響して撤退することになった。
韓国の携帯電話市場から撤退することはMotorola Mobilityがグローバルレベルで進めている整理の一環とされている。
2006年にはフィーチャーフォンのRAZRシリーズが爆発的なヒットで世界的なシェアを伸ばしたが、2009年よりスマートフォンの普及が進みSamsung ElectronicsやLG Electronicsにシェアを奪われた。
販路拡大のために2011年にはSK Telecomに加えてKTにも端末を供給したが販売台数に伸び悩み、2012年の新端末はKT向けにMOTOROLA DOUBLE V (XT626)を投入するに留まった。
MOTOROLA RAZR HD (XT925)とMOTOROLA RAZR M (XT905)をSK Telecom向けへ投入する予定もあったが、撤退によって白紙となる可能性も高い。
従業員に対しては勤続年数に応じて補償金を支給するとのことだ。
韓国の携帯電話市場ではこの2年間にHTCやKT TechやSK Telesysが撤退しており、公式な撤退発表はないものの事実上撤退状況にあるメーカーもあり、非常に厳しい市場となっている。
撤退後のアフターサービス等について具体的な情報は明らかになっていない。
・D Daily
http://www.ddaily.co.kr/news/news_view.php?uid=98608
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