ASUS JAPANがZenFone Max Pro (M2)を対応バンドの問題で回収、電波法違反の恐れ

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台湾のASUSTeK Computer (華碩電脳)の日本法人であるASUS JAPANはスマートフォン「ASUS ZenFone Max Pro (M2) (ZB631KL)」を回収すると明らかにした。

ASUS JAPANは2019年3月15日にASUS ZenFone Max Pro (M2)の販売を開始したが、モバイルネットワークで特定の周波数を利用できない問題が報告されていた。

ASUS JAPANは特定の周波数を利用できない問題を認め、問題が存在する製品を回収し、問題を解消した製品との交換または返品を受け付ける。

なお、問題を解消した製品との交換は2019年4月中旬以降の対応となる。

問題が存在する製品を日本国内で使用すると電波法違反となる可能性があるため、ASUS JAPANは購入者に対して必ず問題を解消した製品との交換または返品に応じるよう求めている。

対象の商品型番は日本で正規販売されたZB631KL-BL64S4およびZB631KL-TI64S4である。

日本向けと異なる仕様のパーツを組み込んで日本向けに出荷したことが原因で、特定の周波数を利用できない問題が発生した。

本来であればLTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/1900(B2)/ 1800(B3)/1700(B4)/900(B8)/ 850(B5)/800(B18/B19)/ 700(B12/B17/B28) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/1700(IV)/ 900(VIII)/850(V)/800(VI/XIX) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する必要があるが、LTE (FDD) 1900(B2)/1700(B4)/ 800(B18/B19)/700(B12/B17/B28) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41) MHz, W-CDMA 1900(II)/1700(IV)/800(VI/XIX) MHzは非対応で出荷されていた。

ASUS JAPAN