韓国向けSamsung Galaxy S10 5G (SM-G977N)の5G NR対応バンドが判明
- 2019年04月05日
- Android関連
韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)はスマートフォン「Samsung Galaxy S10 5G (SM-G977N)」の詳細なスペックを韓国向けに公開した。
Samsung Electronicsは2019年4月5日より韓国でSamsung Galaxy S10 5Gの販売を開始しており、それに伴い韓国向けSamsung Galaxy S10 5Gの詳細なスペックを明らかにした。
詳細なスペックの公開に伴い、通信方式および対応周波数が判明している。
通信方式および対応周波数はNR (TDD) 3500(n78) MHz, LTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/1900(B2/B25)/ 1800(B3)/1700(B4/B66)/900(B8)/ 850(B5)/800(B18/B19/B20/B26)/ 700(B12/B13/B17/B28) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/1700(IV)/ 900(VIII)/850(V) MHz, TD-SCDMA 2000(B34)/1900(B39) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzである。
標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で第5世代移動通信システム(5G)の要求条件を満たすために規定されたNR方式に対応しており、利用できるNR Bandはシングルバンドとなっている。
韓国の移動体通信事業者(MNO)であるSK Telecom、KT Corporation、LG Uplus (LG U+)の5GサービズはいずれもNR (TDD) 3500(n78) MHzのみを利用しており、Samsung Galaxy S10 5GはそのNR Bandのみに対応することになる。
NR方式にはNR方式が単独で動作するスタンドアローン(SA)と、LTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)が規定されている。
Samsung Galaxy S10 5Gはノンスタンドアローンのみに対応するため、NR方式の利用はLTE方式とNR方式のデュアルコネクティビティ(EN-DC)が有効時に限られる。
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