Samsung Galaxy Foldの詳細なスペックを公開、4G版はeSIMに対応
- 2019年04月16日
- Android関連
韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)はスマートフォン「Samsung Galaxy Fold」の詳細なスペックを公開した。
折り畳めるフォルダブルディスプレイを搭載したフォルダブルスマートフォンである。
OSにはAndroid 9 Pie Versionを採用している。
CPUは64bit対応でオクタコアとなり、動作周波数は最大2.84GHzとなっている。
両面にディスプレイを搭載しており、本体を折り畳んだ状態で外側にCover Display、内側にメインのInfinity Flex Displayを搭載する。
Cover Displayはサイズが約4.6インチ、解像度がHD+(720*1680)、画素密度が399ppi、アスペクト比が21:9のSuper AMOLEDとなり、Infinity Flex Displayはサイズが約7.3インチ、解像度がQXGA+(2152*1536)、画素密度が362ppi、アスペクト比が4.2:3のDynamic AMOLEDである。
Infinity Flex Displayが折り畳めるフォルダブルディスプレイとなる。
本体を広げてInfinity Flex Displayの面をフロントとすると、カメラはリアに2個の光学式手ブレ補正に対応した約1200万画素CMOSイメージセンサと1個の約1600万画素CMOSイメージセンサからなるトリプルカメラ、フロントに約1000万画素CMOSイメージセンサと約800万画素CMOSイメージセンサからなるデュアルカメラを備える。
ほかにCover Displayを利用時に自分撮り(Selfie)を使えるよう、Cover Displayの面には約1000万画素CMOSイメージセンサのシングルカメラを搭載している。
通信方式は5G版がNR/LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/GSM方式、4G版がLTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM方式に対応する。
5G版のNR方式はノンスタンドアローン(NSA)に準拠し、6GHz帯以下のFR1を利用できる。
4G版はLTE DL Category 18およびLTE UL Category 13に対応し、下りはキャリアアグリゲーション(CA)を高度化した6コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(6CC CA)、256QAM、2×2 MIMO、上りはアップリンク・キャリアアグリゲーション(ULCA)および64QAMを実装しており、通信速度は下り最大1.2Gbps/上り最大150Mbpsである。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice overv LTE)に対応する。
SIMカードは5G版がシングルSIM、4G版がデュアルSIMとなる。
5G版はNano SIM (4FF)サイズのみで、4G版はNano SIM (4FF)サイズとeSIMでデュアルSIMの機能を利用できる。
Bluetooth 5.0や無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ax (2.4GHz/5GHz)およびNFCも利用できる。
システムメモリの容量は12GBで、内蔵ストレージの容量は512GBである。
外部メモリには非対応としている。
電池パックは内蔵式で、容量は4G版が4380mAh、5G版が4235mAhとなっている。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用する。
Wireless Power Consortium (WPC)のQiおよびPower Matters Alliance (PMA)に準拠した無線充電を利用できる。
無線充電に対応した機器に対する無線給電にも対応している。
カラーバリエーションはEssential ColorがSpace SilverとCosmos Black、Customization ColorがMartian Green x Gold Hinge、Martian Green x Dark Silver Hinge、Astro Blue x Gold Hinge、Astro Blue x Dark Silver Hingeの組み合わせとなる。
米国市場で2019年4月26日に発売し、欧州市場で2019年5月3日に発売する予定で、日本市場にも投入される見込み。
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