セブパシフィック航空、100以上の国と地域で4G LTEを利用できるCEB WiFi Kitを提供開始
- 2019年04月22日
- 海外携帯電話
フィリピンの航空会社でCebu Pacific Air (セブパシフィック航空)として事業を行うCebu Airは「CEB WiFi Kit」の提供を開始すると発表した。
CEB WiFi Kitは旅客にモバイル無線LANルータを貸し出すサービスである。
フィリピンでSkyroamに係る事業を行うフィリピンのBig Sky Nationと提携して提供し、100以上の国と地域でLTE方式の高速なデータ通信を無制限に利用できる。
最大で5台の無線LAN機器を接続できるほか、外部電池としても機能する。
Cebu Airは渡航先で一時的に利用するSIMカードの購入やモバイル無線LANルータなどを借りるより費用対効果が高い便利な選択肢になると説明している。
基本的にフィリピン国外のCebu Pacific Airの就航先の国と地域で利用することを想定しており、CEB WiFi Kitの提供を開始する初期段階ではフィリピンのマニラ首都圏にあるニノイ・アキノ国際空港(MNL)のターミナル3から出発する国際線の旅客便の搭乗者のみが利用できる。
搭乗ゲートの前に位置するCEB WiFi Kitブースで定刻の出発時間の1時間前までに借りられる。
なお、CEB WiFi Kitにはハードシェルケース、USBケーブル、内蔵電池、取扱説明書が含まれている。
1日あたりの利用料金は渡航先によって異なる。
ブルネイ・ダルサラームおよびアラブ首長国連邦(UAE)を除くCebu Pacific Airが就航するアジアのすべての国と地域をカバーできるZone 1は1日あたりの利用料金が450フィリピンペソ(約970円)となる。
Cebu Pacific Airが就航する豪州および米領グアムをカバーできるZone 2は1日あたりの利用料金が550フィリピンペソ(約1,200円)に設定されている。
また、借りる際に保証金として4,000フィリピンペソ(約8,700円)が必要であるが、問題なくCEB WiFi Kitを返却すれば同時に保証金が返却される。
CEB WiFi Kitの返却はニノイ・アキノ国際空港のターミナル3の到着ホールで受け付けている。
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