ソフトバンクグループが急成長するインドの携帯電話事業者Jioに出資か、印メディア報じる
- 2019年04月24日
- SoftBank-総合
SoftBank Groupはインドの移動体通信事業者(MNO)であるReliance Jio Infocommに出資する可能性が浮上した。
インドメディアの報道によると、SoftBank GroupはReliance Jio Infocommの親会社であるReliance IndustriesとReliance Jio Infocommの株式売買に関して協議しているという。
SoftBank Groupは同社が主導するSoftBank Vision Fundを通じてReliance Jio Infocommに出資する方針とされており、Reliance Jio Infocommの審査を進めている模様である。
Reliance Jio Infocommに対する出資規模は20~30億米ドル(約2,237~3,355億円)の規模になると伝えられている。
なお、Reliance Jio Infocommは2016年9月5日にJioのブランド名で移動体通信事業者としてサービスを商用化した。
当初の計画より商用化は遅れたが、2019年2月末時点で加入件数は3億件近くに到達しており、インドで2位に迫る勢いで加入件数を増やしている。
無料期間を設定したこと、低廉な料金であること、広範なエリアで高速なLTEサービスを使えること、すべてのテレコムサークルで提供すること、安価な携帯端末を用意したこと、Reliance Industriesの傘下企業が所有する小売店を活用して販売チャネルを拡充したことなどが、急成長の背景にあると思われる。
また、Reliance Jio InfocommはVoLTE (Voice over LTE)、RCS (Rich Communication Services)、eSIMなども率先して導入した。
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