米Verizon、2019年にVerizon 5G Ultra Widebandを導入する20都市を発表
- 2019年05月01日
- 海外携帯電話
米国の移動体通信事業者(MNO)でVerizon Wirelessとして事業を行うCellco Partnershipは2019年中にVerizon 5G Ultra Widebandを導入する20都市を発表した。
Cellco Partnershipは2019年4月3日よりVerizon 5G Ultra Widebandの提供を開始している。
Verizon 5G Ultra Widebandを提供する都市はイリノイ州シカゴおよびミネソタ州ミネアポリスに限られているが、2019年中にさらに20都市で導入する予定という。
その20都市を発表しており、首都・ワシントンD.C.のほか、ジョージア州アトランタ、マサチューセッツ州ボストン、ノースカロライナ州シャーロット、オハイオ州シンシナティ、クリーブランド、コロンバス、テキサス州ダラス、ヒューストン、アイオワ州デモイン、コロラド州デンバー、ミシガン州デトロイト、インディアナ州インディアナポリス、ミズーリ州カンザスシティ、アーカンソー州リトルロック、テネシー州メンフィス、アリゾナ州フェニックス、ロードアイランド州プロビデンス、カリフォルニア州サンディエゴ、ユタ州ソルトレイクシティが含まれる。
Verizon 5G Ultra Widebandは標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)が第5世代移動通信システム(5G)の要求条件を満たすために規定したNR方式によるサービスである。
周波数はNR (TDD)方式の39GHz帯(n260)および28GHz帯(n261)を利用する。
NR方式はNR方式が単独で動作するスタンドアローン(SA)と、LTE方式と連携するノンスタンドアローン(NSA)が規定されている。
Cellco PartnershipはNSAを採用しているため、NR方式の利用にはアンカーバンドとなるLTE方式への常時接続が必要となっている。
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