中国聯通が5Gのブランドとして5Gnを発表
- 2019年05月01日
- 海外携帯電話
中国の移動体通信事業者(MNO)であるChina United Network Communications (中国聯合網絡通信:China Unicom/中国聯通)は第5世代移動通信システム(5G)のブランドとして「5Gn」を披露した。
また、同時に5Gnのロゴも公開された。
5Gnはスローガンを「让未来生长」としており、技術革新に注力して業界に活力を与え、顧客に無限の経験をもたらすブランド精神とブランド態度を表現したと説明している。
5Gでは様々な業界や分野における活用が期待されており、5Gnはスマートネットワーク、スマート教育、スマート製造、スマートスポーツ、スマートセキュリティへの活用など、5Gが秘める無限の可能性を表したという。
5Gnのロゴは将来的にChina United Network Communicationsの5Gサービスや製品などに完全に適用される予定である。
China United Network Communicationsは5Gネットワークの展開計画として7+33+nも発表した。
まずは首都・北京市、上海市、河北省雄安新区、広東省広州市、広東省深圳市、江蘇省南京市、浙江省杭州市の7都市の市街地で大規模な5Gネットワークを構築する。
さらに、33都市では5Gを体験できるよう部分的に5ネットワークを構築し、ほかの都市にも5Gネットワークの構築を順次拡大する計画である。
複数の都市で5Gネットワークを構築して様々な利用シーンを検証することで、5Gを活用したサービスの創出や産業の高度化などを支援する狙いがある。
China United Network Communicationsは5Gのトライアルの周波数として3.5GHz帯の100MHz幅の割当を受けており、3.5GHz帯の100MHz幅を利用して5Gネットワークを構築する。
5Gの通信方式は標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式を採用し、NR Bandとしてはn78を採用することが分かっている。
NR方式としてはNR方式が単独で動作するスタンドアローン(SA)と、LTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)が規定されており、China Unicom Network Communicationsはスタンドアローンとノンスタンドアローンの両方を実装している。
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