Sony Mobile、中東および中南米で撤退を完了
- 2019年04月30日
- Android関連
Sonyは中東および中南米のスマートフォン市場から撤退を完了したことが分かった。
2019年3月31日に終了した12ヶ月間となる2018年度通期の連結業績の発表に合わせて明らかにしている。
Sonyは2018年度のうちに中東および中南米のスマートフォン市場から撤退を完了したという。
なお、Sonyは完全子会社のSony Mobile Communicationsを通じてスマートフォン事業を展開している。
2018年度通期はスマートフォンの販売台数が前年度比で半数未満と大幅に減少した。
また、大幅な減収に加えて営業損失は大幅に拡大するなど、スマートフォン事業は厳しい状況にある。
スマートフォンの販売が低迷する中で、特に採算性が低い中東および中南米では事業を終了する判断を下した模様である。
中南米の国々では主要国のひとつとしてブラジルが挙げられるが、過去にブラジルでは外部のEMS企業と提携してスマートフォンの国内製造を行い、地上デジタルテレビ放送に対応したブラジル専用のモデルも投入していた。
Sony Mobile Communicationsは東南アジアの複数の国などでもスマートフォンの新製品の新規投入をしばらく見送っており、複数の国において事業規模を縮小していることが分かっている。
これから、中東および中南米と同様に東南アジアの国々など一部の国からも撤退する可能性は十分に想定できる。
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