LG V50 ThinQ 5Gの販売を開始、韓国で2機種目の5Gスマホ
- 2019年05月10日
- Android関連
韓国のLG Electronicsはスマートフォン「LG V50 ThinQ 5G (LM-V500N)」を韓国で発売した。
当初は2019年4月19日に発売すると発表していたが、発売日を延期して2019年5月10日より販売を開始している。
韓国の移動体通信事業者(MNO)であるSK Telecom、KT Corporation、LG Uplus (LG U+)が取り扱うほか、LG BEST SHOPなどで自給制でも販売を行う。
LG V50 ThinQ 5Gは第5世代移動通信システム(5G)に対応したスマートフォンで、LG Electronicsにとっては初めて、韓国では2機種目の5Gに対応したスマートフォンである。
OSにはAndroid 9 Pie Versionを採用する。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 855 Mobile Platformで、CPUはオクタコアとなっている。
ディスプレイはFullVisionと呼ばれる約6.4インチWQHD+(1440*3120)有機ELを搭載している。
アスペクト比が19.5:9のディスプレイで、画素密度は538ppiとなる。
カメラはリアに2個の約1200万画素CMOSイメージセンサと約1600万画素CMOSイメージセンサからなるトリプルカメラ、フロントに約800万画素CMOSイメージセンサと約500万画素CMOSイメージセンサからなるデュアルカメラを備える。
通信方式はNR/LTE/W-CDMA/GSM方式に対応している。
NR方式の通信モデムとしてはQualcomm Snapdragon X50 5G Modemを搭載する。
SIMカードはシングルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズとなる。
Bluetooth 5.0や無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)やNFCにも対応している。
韓国のモバイル向け地上デジタル放送であるT-DMBに対応し、解像度がHD(1280*720)のHD DMBを視聴できる。
システムメモリの容量は6GBで、内蔵ストレージの容量は128GBである。
外部メモリを利用可能としており、microSDカードスロットを搭載する。
IP68に準拠した防水性能や防塵性能に加えて、米国の政府機関である国防総省(Department of Defense:DoD)が制定したMIL-STD-810Gに準拠した耐久性を備える。
電池パックは内蔵式で、容量は4000mAhとなっている。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用し、無線充電にも対応している。
生体認証は指紋認証と顔認証を利用できる。
カラーバリエーションはAstro Blackの1色展開である。
出庫価格は1,199,000韓国ウォン(約112,000円)に設定されている。
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