エアバス、メキシコでMVNOサービスMXLINKを開始
- 2019年05月16日
- 海外携帯電話
メキシコのAIRBUS SLCはメキシコで仮想移動体通信事業者(MVNO)として携帯通信サービスを開始した。
ブランド名をMXLINKとして携帯通信サービスを提供する。
一般向けの携帯通信サービスではなく、メキシコの公安当局や防衛当局を対象とした携帯通信サービスとなる。
安全性、信頼性、品質が高い携帯通信サービスを特徴としており、セキュア仮想移動体通信事業者(SMVNO)と称している。
まずはメキシコの首都・メキシコシティでMXLINKの提供を開始した。
なお、AIRBUS SLCによるとMXLINKのような性質の携帯通信サービスは中南米では初めての事例という。
MXLINKはメキシコのALTAN Redesが構築したRed Compartidaのネットワークを利用する。
Red Compartidaは卸売専用のネットワークとなり、ALTAN Redesがメキシコ全土でRed Compartidaのネットワークの構築を進めている。
周波数はAPT700 FDDとも呼ばれるLTE (FDD)方式の700MHz帯(Band 28)である。
なお、AIRBUS SLCはフランスのAIRBUSの子会社でフィンランドのAIRBUS DEFENCE AND SPACEのメキシコ法人となる。
AIRBUS DEFENCE AND SPACEはフィンランドのNokiaのTETRA事業を起源としており、携帯端末の開発も行っている。
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