シンガポールのSingtelが2019会計年度通期の業績を発表
- 2019年05月16日
- 海外携帯電話
シンガポールのSingapore Telecommunications (新加坡電信:Singtel/新電信)は2019会計年度第4四半期および2019会計年度通期の業績を発表した。
2019年3月31日に終了した3ヶ月間となる2019会計年度第4四半期の連結売上高は前年同期比2%増の43億4,200万シンガポールドル(約3,476億円)、EBITDAは前年同期比9%減の15億8,600万シンガポールドル(約1,270億円)、当期純利益は前年同期比1%未満の微増で7億7,300万シンガポールドル(約619億円)となった。
シンガポール国内の移動体通信事業による売上高は前年同期比1%増の6億1,400万シンガポールドル(約491億円)である。
また、2019年3月31日に終了した12ヶ月間となる2019会計年度通期の連結売上高は前年同期比1%増の173億7,200万シンガポールドル(約1兆3,906億円)、EBITDAは前年同期比7%減の46億9,200万シンガポールドル(約3,756億円)、当期純利益は前年同期比44%減の30億9,500万シンガポールドル(約2,477億円)となり、通期ベースでは大幅な減益を記録した。
2019年3月31日時点の事業データも公開されている。
シンガポール国内の移動体通信サービスの加入件数はポストペイド契約が257万件、プリペイド契約が162万件、ポストペイド契約とプリペイド契約の合計は419万件となった。
移動体通信サービスの加入件数のうち、ポストペイド契約の比率は61%、プリペイド契約の比率は39%である。
また、第4世代移動通信システム(4G)の加入件数は315万4,000件で、移動体通信サービスの加入件数のうち4Gの加入率は75%に達した。
2019会計年度第4四半期に限定したシンガポールドル(SGD)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)はポストペイド契約が41シンガポールドル(約3,282円)、プリペイド契約が17シンガポールドル(約1,361円)となった。
なお、シンガポールにおける移動体通信事業は完全子会社のSingtel Mobile Singaporeを通じて手掛ける。
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