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HTCが2019年6月の月間売上高を発表、2019年最高もYoYで3割減



台湾のHTC (宏達国際電子)は2019年7月5日付けで2019年6月の月間売上高を発表した。

2019年6月の月間売上高は前年同期比34.46%減で、前月比94.07%増の14億6,100万台湾ドル(約50億9,509万円)となった。

前年同期比で3割超の減収となったが、前月比では90%超の増収を記録しており、2019年では最高の月間売上高となっている。

また、2019年6月までの2019年の累計売上高は前年同期比63.05%減の57億5,100万台湾ドル(約200億8,546万円)である。

前年同期比で業績悪化が進行しているが、主に中核事業であるスマートフォン事業の不振が影響している。

慢性的にスマートフォンの販売が低迷し、2019年には状況がさらに深刻化した。

スマートフォン事業の業績悪化が続く中で、VR (仮想現実)事業の強化を推進して規模を拡大しているが、スマートフォン事業の不振を補えるほどの規模ではない。

ただ、2019年6月には約半年ぶりのスマートフォンの新機種となるHTC U19eおよびHTC Desire 19+の出荷を開始し、さらに第5世代移動通信システム(5G)に対応したHTC 5G Hubの販売を拡大したため、前月比では業績が好転したと考えられる。

HTC 5G Hubは豪州最大手の移動体通信事業者(MNO)であるTelstraや米国の移動体通信事業者であるSprintを通じて2019年5月より販売を開始しているが、2019年6月には欧州の複数の主要な移動体通信事業者にHTC 5G Hubを出荷したことが分かっている。


HTC

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