楽天モバイル、DMM mobileなどを買収

Rakuten (楽天)およびDMM.comはRakutenの完全子会社であるRakuten Mobile (楽天モバイル)がDMM.comの一部事業を継承すると発表した。

会社分割の方法により、2019年9月1日を効力発生日としてDMM.comが運営するDMM mobileおよびフレッツ光の事業をRakuten Mobileが継承する。

DMM mobileはNTT DOCOMOのネットワークを利用した仮想移動体通信事業者(MVNO)として展開する携帯通信サービスで、DMM光はフレッツ光を利用したインターネットサービスである。

2019年6月30日時点の契約件数はDMM mobileが約24万件、DMM光が約2万件となっている。

Rakutenは会社分割の対価としてDMM.comに約23億円を交付する予定という。

Rakuten Mobileの携帯通信サービスは2014年10月より仮想移動体通信事業者として提供しており、契約件数を順調に伸ばして事業規模を拡大してきた。

Rakutenやそのグループ会社が展開する多様なサービスとのシナジーを発揮して付加価値の高いサービスを提供できるよう取り組み、売上高はサービスの開始時点から約6倍に拡大し、実店舗の楽天モバイルショップは日本全国で店舗数が500店舗を突破した。

携帯通信事業の顧客基盤の拡大とそれに伴う楽天エコシステムにおけるメンバシップの強化を図るため、DMM mobileおよびDMM光の買収を決定したと説明している。

なお、Rakuten Mobileは2019年10月に移動体通信事業者(MNO)として携帯通信サービスを開始することも決まっている。

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