ルーマニアのDigiが5Gを商用化、Mate 20 X (5G)とMi MIX 3 5Gを発売
- 2019年07月13日
- 海外携帯電話
ルーマニアの移動体通信事業者(MNO)でDigiブランドを展開するRCS & RDSは第5世代移動通信システム(5G)を商用化した。
2019年7月10日より5Gに対応したスマートフォンを販売しており、それと同時に5Gサービスの提供を開始している。
RCS & RDSはDigiブランドで展開しているため、サービス名はDigi Mobil 5G Smartとして5Gサービスを展開する。
まずはルーマニアの首都・ブカレストで5Gサービスを利用できる。
また、5Gサービスの提供エリアは2019年7月10日から数週間以内にコンスタンツァ、ママイア、オラデア、クルジュ=ナポカ、ヤシに拡大し、さらに2019年9月にはシナヤ、ブシュテニ、プレデアル、ポイアナ、ブラショフ、ティミショアラ、クラヨバ、シビウにも拡大する計画である。
5Gサービスに対応したスマートフォンは中国のHuawei Technologies (華為技術)製のHUAWEI Mate 20 X (5G) (EVR-N29)および中国のXiaomi Communications (小米通訊技術)製のXiaomi Mi MIX 3 5G (M1810E5GG)を取り扱う。
価格はHUAWEI Mate 20 X (5G)が6,299ルーマニアレウ(約162,000円)、Xiaomi Mi MIX 3 5Gの内蔵ストレージの容量が64GBのモデルが2,999ルーマニアレウ(約77,000円)、128GBのモデルが3,149ルーマニアレウ(約81,000円)である。
5Gの通信方式はNR方式を採用している。
周波数はサブ6GHz帯の3.5GHz帯で、NR Bandとしてはn78に該当する。
ブカレストではスウェーデンのEricssonから調達した通信設備を使用しているが、ほかに中国のHuawei Technologies (華為技術)やフィンランドのNokiaから調達した通信設備も使用する予定である。
ルーマニアで5Gサービスを商用化した移動体通信事業者はVodafone Romaniaに次いで2社目となる。
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