東大阪市、地域BWA事業者にBWAジャパンを選定
- 2019年08月07日
- Regional BWA
大阪府東大阪市は地域広帯域移動無線アクセス(以下、地域BWA)を導入するために実施した地域BWA事業者の選定に係る公募型プロポーザルの結果を発表した。
東大阪市では地域BWAを活用するために東大阪市と地域BWAに係る協定を締結し、地域BWAの免許主体となる事業者の候補を選定する目的で、公募型プロポーザル方式により企画提案を募集していた。
公募型プロポーザルを実施した結果、BWA JAPANとA社の2社から企画提案書などが提出された。
なお、A社に関しては社名が公表されていない。
東大阪市が企画提案書などを審査を行い、評価点はBWA JAPANが382点、A社が336点となり、BWA JAPANが優先順位第1位となった。
東大阪市は優先順位第1位のBWA JAPANを協定締結候補事業者とし、BWA JAPANと地域BWAに係る協定の締結を目指して協議を進める。
辞退などの理由で優先順位第1位のBWA JAPANと地域BWAに係る協定の締結ができない場合、次順位者を協定締結候補事業者に繰り上げる。
BWA JAPANは東京都に本社を置く企業で、Sumitomo Corporation (住友商事)の完全子会社である。
すでにBWA JAPANは複数の自治体でLTE (TDD)方式と高い互換性を確保した地域BWAの高度化方式を導入している。
東京都港区、東京都三鷹市、東京都武蔵野市、埼玉県さいたま市、大分県大分市、大分県由布市でBWA JAPANが地域BWAの高度化方式の免許主体となっており、東大阪市と地域BWAに係る協定の締結が実現すれば、BWA JAPANとしては近畿で初めて地域BWAを整備することになる。
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