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倉敷ケーブルテレビがLTE互換の地域BWA高度化方式の無線局免許を取得



岡山県倉敷市のKCT (倉敷ケーブルテレビ)は地域広帯域移動無線アクセス(以下、地域BWA)の高度化方式の無線局免許を取得したことが分かった。

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が電波利用ホームページに掲載した無線局免許状等情報から判明している。

KCTは2019年8月9日付けで地域BWAの高度化方式の無線局免許を取得した。

3局の無線局免許を取得しており、いずれも送受信所は倉敷市である。

監視制御所は埼玉県さいたま市大宮区であるため、Wireless City Planning (WCP)のコア設備を利用する。

Wireless City Planningのコア設備を利用することから、通信方式はWireless City Planningと同様にAXGP方式となる。

なお、地域BWAは制度改正によって従来のWiMAX方式より高速な通信速度などを実現する地域BWAの高度化方式の導入が認められた。

地域BWAの高度化方式としてはLTE (TDD)方式と高い互換性を確保したAXGP方式またはWiMAX Release 2.1 Additional Elements方式(WiMAX R2.1 AE方式)を運用できる。

周波数は2.5GHz帯を利用するため、地域BWAの高度化方式は事実上のLTE (TDD)方式のBand 41となる。

KCTは倉敷市に本社を置く企業で、TOKAI Holdings Corporationの連結子会社である。

倉敷市のほかに岡山県総社市および玉野市も営業対象区域とする。

総務省 電波利用ホームページ

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