京セラ、高耐久端末の累計出荷台数が1千万台を突破
- 2019年08月19日
- 携帯電話総合
KYOCERA (京セラ)は高耐久端末の累計出荷台数がグローバルで1,000万台を突破したと明らかにした。
KYOCERAは日本を含めたグローバルにおいてTORQUEシリーズやDURAシリーズなどで高耐久性能を特徴とする高耐久端末を展開してきた。
2019年8月までにスマートフォンやフィーチャーフォンを含めた高耐久端末の累計出荷台数がグローバルで1,000万台を突破した模様である。
KYOCERAの高耐久端末の歴史はSANYO Electric (三洋電機)の時代に投入した2007年から始まった。
2007年当時は北米の過酷な現場で働く人に向けて頑丈で壊れにくい携帯電話として高耐久端末を開発したという。
SANYO Electricの時代に高耐久性能を備えた折り畳み式のフィーチャーフォンとして米国の移動体通信事業者(MNO)であるSprint向けにSCP-7050 by Sanyoを投入しており、これがSANYO Electricにとって最初の高耐久端末となった。
なお、当時はSprintの社名はSprint Nextelで、SCP-7050 by Sanyoは米国の政府機関である国防総省(Department of Defense:DoD)が制定したMIL-STD-810Fに準拠した防塵、耐振動、耐衝撃の性能を有する。
KYOCERAとSANYO Electricは2008年1月21日に会社分割によってSANYO Electricの携帯電話事業などをKYOCERAが承継する旨の最終契約を締結し、2008年4月1日にKYOCERAがSANYO Electricの携帯電話事業などを承継を完了した。
2008年4月1日以降はSANYOブランドの端末はKYOCERA製となり、KYOCERAが耐久性や機能面を強化して高耐久端末の投入を継続してきた。
日本では2014年にTORQUEシリーズを発売しており、スマートフォンからフィーチャーフォンまで複数の高耐久端末を展開している。
KYOCERAの高耐久端末は日本や米国での展開が多く、米国では高耐久性能を評価して政府機関や警察でも導入された。
日本や米国のほかに、韓国、カナダ、コロンビア、ドイツ、フランスでも高耐久端末を販売した実績がある。
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