台湾でPalm Phoneを発売へ、PVG100EがNCCを通過
- 2019年08月23日
- Android関連
中国のHuizhou TCL Mobile Communication (恵州TCL移動通信)製のLTE/W-CDMA/GSM端末「PVG100E」が2019年8月8日付けで国家通訊伝播委員会(National Communications Commission:NCC)の認証を通過した。
認定番号はCCAP194G0200T9。
モバイルネットワークはLTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/ 1800(B3)/900(B8) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII) MHz, GSM 900 MHzで認証を受けている。
Bluetoothや無線LANの周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11b/g/nに対応しており、2.4GHz帯のみ利用できる。
PVG100EはPalm Phoneの型番のひとつである。
国際版のPalm Phoneの型番に該当する。
Palm Phoneは米国のPalm Ventures Groupが展開するコンパクトなスマートフォンで、すでに日本や米国を含めた複数の国と地域で代理店などを通じて正規販売している。
台湾で販売するためには台湾の政府機関で電気通信分野の規制を担う国家通訊伝播委員会の認証の取得が必要で、PVG100Eが国家通訊伝播委員会の認証を取得したため、台湾でPalm Phoneを発売する計画と考えられる。
なお、国家通訊伝播委員会の認証では申請者が中国を拠点とする英領ケイマン諸島のTCL Communication Technology Holdings (TCL通訊科技控股)で、製造者がTCL Communication Technology Holdingsの完全子会社であるHuizhou TCL Mobile Communicationとなっている。
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