レバノンの携帯電話事業者touchが5G基地局を開設
- 2019年10月14日
- 海外携帯電話
レバノンの移動体通信事業者(MNO)であるMobile Interim Company 2 (MIC2)は第5世代移動通信システム(5G)基地局を開設したと発表した。
レバノンの首都・ベイルートに位置するMobile Interim Company 2の本社で5G基地局を開設したという。
商用の5G基地局を使用して商用と同等の5Gネットワークを商用環境で構築している。
レバノンの移動体通信事業者としては商用と同等の5Gネットワークを商用環境で構築した事例はMobile Interim Company 2が初めてである。
下りの通信速度は1.4Gbpsを超えることが明らかにされている。
商用と同等の5Gネットワークを活用して5Gに対応した端末の試験やデモンストレーションを行う計画である。
Mobile Interim Company 2はすぐに最も革新的な製品とサービスを提供できるようにするための重要なステップと位置付けている。
また、5Gの導入によってレバノンの経済に大きく貢献し、多くの雇用を創出できると期待感を示している。
Mobile Interim Company 2はレバノンの国有企業である。
ブランド名をtouchとして展開しており、主にZainのブランド名で展開するクウェートのMobile Telecommunications Companyがレバノンの政府機関で電気通信分野の規制を司る電気通信省(Ministry of Telecommunications)と締結した管理契約に基づいて、Mobile Telecommunications Companyの子会社でレバノンのMobile Telecommunications Company LebanonがMobile Interim Company 2を管理する。
5Gの導入に向けてMobile Telecommunications Companyおよび電気通信省がMobile Interim Company 2に協力しており、特に中東や北アフリカなどの複数の国で移動体通信事業を手掛けるMobile Telecommunications Companyが保有する専門的な経験が生かされているという。
なお、Mobile Telecommunications Companyはすでにクウェートで5Gサービスを商用化した。
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