台湾でHUAWEI Mate 20 X (5G)を発売へ、EVR-N29がNCC通過
- 2019年09月27日
- Android関連
中国のHuawei Technologies (華為技術)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「EVR-N29」が2019年9月24日付けで国家通訊伝播委員会(National Communications Commission:NCC)の認証を通過した。
認定番号はCCAK194G0390T3。
モバイルネットワークはLTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/ 1800(B3)/900(B8)/700(B28) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII) MHz, GSM 900 MHzで認証を受けている。
Bluetooth、無線LAN、NFCの周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応しており、2.4GHz帯に加えて5GHz帯も利用できる。
EVR-N29はHUAWEI Mate 20 X (5G)の型番のひとつとなる。
国際版のHUAWEI Mate 20 X (5G)に相当し、すでにアジア、中東、欧州の一部の国で販売されている。
国家通訊伝播委員会は電気通信分野の規制を司る台湾の政府機関で、台湾で携帯端末を販売するためには国家通訊伝播委員会の認証の取得が必要である。
EVR-N29が国家通訊伝播委員会の認証を取得したことから、台湾でHUAWEI Mate 20 X (5G)を発売する計画と考えられる。
HUAWEI Mate 20 X (5G)はHuawei Technologiesにとって最初の第5世代移動通信システム(5G)に対応したスマートフォンで、5Gの通信方式として5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式に対応する。
ただ、台湾の移動体通信事業者(MNO)はNR方式を導入しておらず、NR方式向けの周波数の割当先も決定していない状況で、国家通訊伝播委員会ではLTE/W-CDMA/GSM方式のみ認証を受けた。
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