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サムスン電子、中国向けスマホの製造はベトナム工場に移管



韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)は中国向けスマートフォンの製造をベトナムの工場に移管することが分かった。

Samsung Electronicsは中国向けのスマートフォンを含めた携帯端末は中国の子会社を通じて運営する工場で製造してきたが、中国における携帯端末の製造から撤退することになった。

中国では2017年4月に広東省深圳市のShenzhen Samsung Electronics Telecommunication (深圳三星電子通信)、2018年12月に天津市のTianjin Samsung Telecom Technology (天津三星通信技術)で携帯端末の製造を終了し、最後まで残った広東省恵州市のSamsung Electronics Huizhou (恵州三星電子)では2019年9月に携帯端末の製造を終了した。

これに伴い、中国向け携帯端末の製造は中国国外の工場に移管することになる。

Samsung Electronics Huizhouの製造分はベトナムとインドの工場に移管するとされているが、中国当局の認証が開示した情報から、中国向け携帯端末はベトナムの工場で製造することが確認できた。

ベトナムではバクニン省のSamsung Electronics Viet Namおよびタイグエン省のSamsung Electronics Viet Nam Thai Nguyenで携帯端末を製造する。

中国における携帯端末の製造の撤退から間もないためサンプル数は少ないが、移管当初は第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応した携帯端末はSamsung Electronics Viet Nam、NR方式に非対応の携帯端末はSamsung Electronics Viet Nam Thai Nguyenで製造する模様である。

Samsung Electronicsは中国における携帯端末の製造から撤退するほか、韓国における携帯端末の製造規模は大幅に縮小している。

一方でベトナムとインドでは携帯端末の製造規模を拡大しており、工場の所在国別ではベトナムが最大規模となっている。

日本向け携帯端末の製造もほとんどが韓国からベトナムの工場に切り替わった。

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