NTTドコモ向け5Gプレサービス向け屋内用5Gルータ01が技適通過
- 2019年10月04日
- docomo-SHARP
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の技術基準適合証明または工事設計認証を通過した機器の情報が更新された。
NTT DOCOMO向けのSHARP製のNR/LTE/W-CDMA端末「屋内用5Gルーター01」が2019年7月25日付けでTelecom Engineering Center (TELEC)の認証を通過したことが分かった。
工事設計認証番号は001-P01389。
モバイルネットワークはNR (TDD) 28000(n257)/4500(n79)/3500(n78) MHz, LTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/ 1500(B21)/800(B19)/700(B28) MHz, LTE (TDD) 3500(B42) MHz, W-CDMA 2100(I)/800(VI/XIX) MHzで認証を受けている。
無線LANの周波数でも認証を通過している。
無線LANの周波数は2.4GHz帯および5GHz帯で認証を受けており、規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応すると思われる。
屋内用5Gルーター01は第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応した無線LANルータである。
NTT DOCOMOが5Gの商用化に先立ち実施する5Gプレサービスで使用されている。
NR (TDD) 28000(n257) MHzは27400~27800 MHz、NR (TDD) 4500(n79) MHzは4500~4600MHz、NR (TDD) 3500(n78) MHzは3600~3700 MHzのみで認証を受けており、いずれもNTT DOCOMOが5G向けに割当を受けた周波数のみで認証を取得したことが分かる。
NTT DOCOMOは5Gプレサービス向け端末の一般販売は行わないと明確化しているため、屋内用5Gルーター01は一般販売されない。
なお、Telecom Engineering Centerは技術基準適合証明の事業を行う者として、総務大臣の登録を受けた登録証明機関である。
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