楽天モバイル、韓国のSK Telecomと5G技術供給契約を締結か
- 2019年10月07日
- Rakuten-総合
Rakuten (楽天)の完全子会社で移動体通信事業者(MNO)として新規参入するRakuten Mobile (楽天モバイル)は韓国最大手の移動体通信事業者であるSK Telecomと第5世代移動通信システム(5G)技術の供給契約を締結したことが韓国メディアの報道で分かった。
複数の韓国メディアが報じており、SK Telecomは5Gネットワークの構築から運用までの技術をRakuten Mobileに供給するという。
5Gネットワークの設計、5Gの通信品質を最適化するためのソリューション、5Gアンテナに関する技術などを伝授すると伝えられている。
なお、両社が締結した契約の規模は明らかにされていない。
韓国ではSK Telecom、KT Corporation、LG Uplus (LG U+)が2019年4月に5Gサービスを商用化した。
早期に5Gサービスを商用化した韓国の移動体通信事業者各社は新規事業として外国の移動体通信事業者に対する5G関連技術の供給を模索しているという。
その中で、韓国の移動体通信事業者が外国の移動体通信事業者と5G関連技術の供給契約を締結した事例はSK TelecomとRakuten Mobileが初めてとされている。
なお、Rakuten Mobileは2020年春頃にLTE方式のみで移動体通信事業者として正式に携帯通信サービスを開始する見込みで、2020年6月に5GのNR方式を導入する計画である。
5G基地局装置の無線機ベンダとしてNEC Corporation (日本電気)を選定しており、NEC Corporationと共同で無線機を開発するという。
また、NEC Corporationと共同で開発した無線機は日本国内で製造することも明らかにされている。
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