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楽天モバイル、通信速度の表記を楽天回線の理論値に修正



Rakuten Mobile (楽天モバイル)は移動体通信事業者(MNO)として展開する楽天回線に対応したスマートフォンの通信速度に関する表記を修正した。

Rakuten Mobileは公式ウェブサイトにおいて、仮想移動体通信事業者(MVNO)として提供する携帯通信サービス向けページのほかに、MNOとして展開する楽天回線の携帯通信サービス向けページも用意している。

楽天回線向けページでは楽天回線に対応したスマートフォンを案内しており、各機種の通信速度が記載されているが、これまで楽天回線では実現できない通信速度が記載されていた。

機種の性能上の理論値が記載されている場合、機種の日本国内における最高値が記載されている場合など、通信速度を算出する基準も定まっていなかった。

しかしながら、ようやく通信速度の表記が修正されており、すべて楽天回線の理論値に改められた。

楽天回線における理論値はFUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIES (富士通コネクテッドテクノロジーズ:FCNT)製のarrows RXが下り最大150Mbps/上り最大50Mbps、中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (OPPO広東移動通信)製のOPPO Reno A 128GBが下り最大200Mbps/上り最大75Mbps、韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のGalaxy A7が下り最大150Mbps/上り最大50Mbps、SHARP製のAQUOS sense3 lite SH-RM12が下り最大200Mbps/上り最大75Mbps、Sony Mobile Communications製のXperia Aceが下り最大200Mbps/上り最大75Mbps、中国のHuawei Technologies (華為技術)製のHUAWEI P30 lite (MAR-LX2J)が下り最大200Mbps/上り最大75Mbpsとなっている。

いずれも帯域幅が20MHz幅*2の場合の理論値である。

下り最大150Mbpsの機種は2×2 MIMOおよび64QAM、下り最大200Mbpsの機種は2×2 MIMOおよび256QAM、上り最大50Mbpsの機種は16QAM、上り最大75Mbpsの機種は64QAMに対応することになる。

4×4 MIMOおよび256QAMに対応した機種であれば下り最大400Mbpsとなるが、楽天回線に公式に対応済みの機種で下り最大400Mbpsに対応した機種はない。

なお、先にRakuten Mobileの広報担当者に楽天回線における通信速度を問い合わせたところ、2019年9月9日の14時42分に得た回答では2019年10月に発売予定のすべての機種は下り最大150Mbpsと案内してきたが、一部の機種に関してはRakuten Mobileの回答が誤っていた。

MNOとして事業を行うならば、少なくとも楽天回線向けページではほかのMNOと同様に自社回線の理論値を記載すべきと従来より考えていた。

2019年9月上旬時点で指摘していたため、対応が少し遅い印象は否めないが、通信速度の表記を楽天回線の理論値に修正したことは肯定的に捉えたい。

Rakuten Mobile
楽天市場

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