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楽天モバイルは楽天回線を利用時の通信速度を掲載してほしい



Rakuten Mobile (楽天モバイル)は移動体通信事業者(MNO)として展開する楽天回線に対応したスマートフォンの販売を開始した。

Twitterでは度々指摘してきたことであるが、楽天回線を使える無料サポータープログラムを開始しても公式ウェブサイトの記載内容に変わりがないため、通信速度に関して記事を執筆してみることにする。

仮想移動体通信事業者(MVNO)として提供する携帯通信サービス向けの公式ウェブサイトのほかに、楽天回線向けの公式ウェブサイトも用意されており、そこには楽天回線に対応したスマートフォンが掲載されている。

各スマートフォンの製品ページには通信速度が記載されており、2019年10月14日時点でFUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIES (富士通コネクテッドテクノロジーズ:FCNT)製のarrows RXが下り最大150Mbps、中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (OPPO広東移動通信)製のOPPO Reno A 128GBが下り最大600Mbps、韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のGalaxy A7が下り最大300Mbps、SHARP製のAQUOS sense3 lite SH-RM12が下り最大200Mbps、Sony Mobile Communications製のXperia Aceが下り最大500Mbps、中国のHuawei Technologies (華為技術)製のHUAWEI P30 lite (MAR-LX2J)が下り最大400Mbpsとなっている。

しかし、楽天回線はLTE (FDD)方式の1.7GHz帯(Band 3)の20MHz幅を使用するため、通信速度は下り最大400Mbpsが上限である。

具体的には2×2 MIMOのみで下り最大150Mbps、2×2 MIMOと256QAMを適用して下り最大200Mbps、4×4 MIMOのみで下り最大300Mbps、4×4 MIMOと256QAMを適用して下り最大400Mbpsとなる。

4×4 MIMOに非対応のHUAWEI P30 liteが楽天回線で下り最大400Mbpsとなるはずがなく、またOPPO Reno A 128GBおよびXperia Aceの公表値は明らかに楽天回線の理論値を上回る。

そのため、Rakuten Mobileの広報担当者に楽天回線の通信速度を問い合わせたところ、2019年9月9日の14時42分に得た回答では2019年10月に発売予定のすべての機種、すなわちarrows RX、OPPO Reno A 128GB、Galaxy A7、AQUOS sense3 lite SH-RM12、Xperia Aceでは20MHz幅で下り最大150Mbpsになるという。

OPPO Reno A 128GB、AQUOS sense3 lite、Xperia Aceあたりは256QAMに対応する可能性が高く、256QAMを適用して下り最大200Mbpsとなる可能性も考えていたが、下り最大150MbpsがRakuten Mobileの広報担当者からの公式な回答である。

特にOPPO Reno A 128GB、Galaxy A7、Xperia Aceあたりは公式ウェブサイトに掲載された数値の半分以下と大幅な開きが見られる。

一般消費者に対して実際よりも著しく優良であると示すものとして、優良誤認表示に該当する可能性も考えられる。

なお、Rakuten Mobileは5MHz幅で運用する基地局もあり、20MHz幅で下り最大150Mbpsの機種ならば、5MHz幅では下り最大37.5Mbpsとなる。

楽天回線ではSHARP製のSHARP AQUOS zero SH-M10が下り最大400Mbpsになるとの回答をRakuten Mobileの広報担当者より得ており、下り最大400Mbpsに対応した機種はさらに追加する予定という。

OPPO Reno A 128GBはLTE DL Category 12、Xperia AceはLTE DL Category 11に対応し、ハードウェアの性能としてはいずれも下り最大600Mbpsに対応すると思われるが、実際の通信速度の理論値は導入する技術や運用する帯域幅など移動体通信事業者側の事情によって異なる。

日本国内においてOPPO Reno A 128GBではローミングで利用するKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)のネットワークを含めても下り最大600Mbpsで使える可能性は低く、Xperia Aceと同様にNTT DOCOMOのネットワークで下り最大500Mbpsが最速値になると思われる。

OPPO Reno A 128GBはハードウェアの性能上の最速値、Xperia Aceは日本国内で使える最速値を掲載している模様で、通信速度を算出する基準も異なるが、Rakuten Mobileはメーカー側から提出された数値をそのまま掲載したと推測している。

通信速度の例は下りの通信速度を取り上げたが、上りの通信速度も同様である。

いずれにせよ、NTT DOCOMO、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone、SoftBankはいずれも自社回線における通信速度の最速値を掲載しており、Rakuten Mobileもそうすべきであると思う。

Rakuten Mobileが一般消費者に対してより正確な情報を提供してくれるようになることを願いたい。

※追記 2019年10月21日

Rakuten Mobileは楽天回線向け公式ウェブサイトにおける通信速度の表記を楽天回線の理論値に修正した。

楽天モバイル、通信速度の表記を楽天回線の理論値に修正

Rakuten Mobile
楽天市場

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