楽天モバイル向けGalaxy Note10+と思われるSM-N975CがBluetooth認証を通過

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Rakuten Mobile (楽天モバイル)向けと思われる韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のLTE/W-CDMA/GSM端末「SM-N975C」が2019年10月31日付けでBluetooth SIGの認証を通過した。

Bluetoothモジュールのバージョンは5.0。

未発表端末の型番であるが、型番規則からRakuten Mobile向けのSamsung Galaxy Note10+となる可能性が高い。

Samsung Electronics製のSGH-N192およびTMNと共通のBluetoothモジュールを採用するため、SGH-N192はメーカー型番に該当する可能性があり、またTMNと同等のスペックになると考えられる。

なお、メーカー型番の型番規則からTMNはKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)向けと考えられ、TMNはGalaxy Note10+ SCV45に該当すると分かる。

Rakuten MobileはSamsung Galaxy Note10+の取り扱いを発表していないが、Samsung Electronicsの日本法人であるSamsung Electronics Japan (サムスン電子ジャパン)が運営するGalaxy Mobile Japanの公式ウェブサイトのページソースにはRakuten MobileがSamsung Galaxy Note10+を取り扱うことを示唆する記述が確認できた。

すでにRakuten Mobile向けのSamsung Galaxy Note10+を示唆する記述は削除されているが、Bluetooth SIGの認証を通過したことから、遠くないうちに正式に発表される可能性がある。

Rakuten Mobileは同社が取り扱うスマートフォンはSIMロックフリーで販売する方針を明確化しており、Rakuten Mobile向けのSamsung Galaxy Note10+もSIMロックフリーで販売される見込み。

米国の連邦通信委員会(Federal Communications Commission：以下、FCC)で公開された情報よりNTT DOCOMO向けのSamsung Galaxy Note10+であるGalaxy Note10+ SC-01MとGalaxy Note10+ SCV45は電気的に共通であることが確定しているが、総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications：MIC)の工事設計認証は個別に取得しており、LTE方式の800MHz帯はソフトウェアの制御によって販売元の移動体通信事業者が運用するLTE Bandのみ対応する。

具体的にはGalaxy Note10+ SC-01MがNTT DOCOMOのBand 19のみ、Galaxy Note10+ SCV45がKDDIおよびOkinawa Cellular TelephoneのBand 18のみ利用できる。

Rakuten Mobile向けのSamsung Galaxy Note10+もGalaxy Note10+ SC-01MやGalaxy Note10+ SCV45と電気的に共通となる可能性が極めて高いが、Galaxy Note10+ SC-01MやGalaxy Note10+ SCV45とは異なり、Band 19とBand 18の両方に対応する可能性がある。

Rakuten Mobileは移動体通信事業者(MNO)としての携帯通信サービスではKDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneが運用するLTE方式の800MHz帯をローミングで利用するほか、仮想移動体通信事業者(MVNO)としての携帯通信サービスではNTT DOCOMOのネットワークを利用したドコモ回線と、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneのネットワークを利用したau回線を提供している。

Rakuten Mobileが取り扱うならば、MNOとしての携帯通信サービスとMVNOのドコモ回線およびau回線に対応する可能性が高いと思われ、Band 19とBand 18の両方に対応することに期待したい。

Bluetooth SIG

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