約4800万画素カメラを搭載したSIMフリースマホOUKITEL Y4800が技適通過
- 2019年11月08日
- Android関連
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の技術基準適合証明などを通過した機器の情報が更新された。
中国のShenzhen Yunji Intelligent Technology (深圳雲基智能科技)製のLTE/W-CDMA/GSM端末「Y4800」が2019年10月25日付けでBay Area Compliance Laboratories Corp.を通過したことが分かった。
工事設計認証番号は211-190919。
モバイルネットワークはLTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/900(B8) MHz, LTE (TDD) 2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII) MHzで認証を受けている。
ただ、LTE (TDD) 2500(B41) MHzは工事設計認証を受けた特定無線設備の種別が第2条第11号の19に規定する特定無線設備となっている。
本来は第2条第54号に規定する特定無線設備で取得するべきであるが、総務省が誤った情報が公開されたか、認証の手続きで誤りがあった可能性が考えられる。
Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過している。
無線LANは2.4GHz帯のみ利用可能で、規格はIEEE 802.11b/g/nに対応する。
Y4800はOUKITEL Y4800として発表されている。
SIMロックフリーのスマートフォンで、カメラはリアに約4800万画素CMOSイメージセンサと約500万画素CMOSイメージセンサからなるデュアルカメラ、フロントに約1600万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はLTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/1900(B2)/ 1800(B3)/900(B8)/ 850(B5)/800(B20) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41)/2300(B40) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応している。
すでにAmazon.co.jpを通じて日本向けにOUKITEL Y4800を販売しているが、Bay Area Compliance Laboratories Corp.の認証の取得前から販売している模様で、すべての個体で正常に特定無線設備の技術基準適合証明等のマーク(技適マーク)を表示できるかは定かでないため注意したい。
OUKITELはShenzhen Yunji Intelligent Technologyが所有する消費者向けブランドである。
Shenzhen Yunji Intelligent Technologyは2013年9月13日に設立された企業で、中国の広東省深圳市龍華区に本社を設置しており、OUKITELのブランドでスマートフォンを展開している。
なお、Bay Area Compliance Laboratories Corp.は無線設備の基準認証に関する相互承認協定(MRA)を日本と締結した米国の機関で、技術基準適合証明の事業を行う者として協定に基づき設置された合同委員会の登録を受けた登録外国適合性評価機関である。
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