5G対応スマホvivo V1938TがCCC通過、vivo X30か
- 2019年11月22日
- Android関連
中国のvivo Mobile Communication (維沃移動通信)製のNR/LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/GSM端末「V1938T」が2019年11月21日付けで中国強制認証(China Compulsory Certification:CCCまたは3C)の認証を通過した。
機器名称は5G数字移動電話机であるため、第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応したスマートフォンと分かる。
製造者はvivo Mobile Communicationと記載されており、vivo Mobile Communicationが保有する工場で製造される。
なお、vivo Mobile Communicationは本社を置く中国の広東省東莞市で工場を運営している。
V1938Tは未発表端末の型番である。
vivo Mobile Communicationは5Gに対応したスマートフォンとしてvivo X30を準備していることが分かっている。
中国で2019年12月にvivo X30を発表する予定であるため、発表時期を踏まえるとV1938Tはvivo X30の型番に該当する可能性が高いと考えられる。
vivo Mobile Communicationの型番規則からV1938Tは中国の移動体通信事業者(MNO)でChina Mobile (中国移動)として事業を行うChina Mobile Communications Group (中国移動通信集団)向けの移動全網通版となる見込みで、ほかにvivo X30の型番としては全網通版のV1938Aも存在すると思われる。
これまでに、vivo Mobile Communicationはvivo X30に関するスペックの一部を公開しており、チップセットは韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)が開発したSamsung Exynos 980を搭載することが明らかにされている。
Samsung Exynos 980はアプリケーションプロセッサとNR方式に対応した通信モデムが統合されたチップセットで、vivo Mobile Communicationとしては初めてSamsung Electronics製のチップセットを採用することになる。
また、vivo X30はSamsung Exynos 980を搭載した最初のスマートフォンとなる見通し。
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