国際版のmotorola razrとなるXT2000-2がFCC通過
- 2019年11月27日
- Android関連
米国のMotorola Mobility製のLTE/W-CDMA/CDMA2000/GSM端末「XT2000-2」が2019年11月26日付けで連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)を通過した。
FCC IDはIHDT56XM1。
モバイルネットワークはLTE (FDD) 2600(B7)/1900(B2)/1700(B4/B66)/ 850(B5)/700(B13) MHz, LTE (TDD) 2600(B38) MHz, W-CDMA 1900(II)/1700(IV)/850(V) MHz, CDMA2000 1900(BC1)/800(BC0) MHz, GSM 1900/850 MHzで認証を受けている。
Bluetoothや無線LANやNFCの周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応しており、2.4GHz帯に加えて5GHz帯の無線LANも利用できる。
XT2000-2はmotorola razrの型番のひとつである。
FCCの認証は新規取得ではなく、XT2000-1のサブセットの扱いで認証を取得した。
そのため、FCC IDはXT2000-1と共通で、XT2000-1とXT2000-2は電気的に共通であると分かる。
motorola razrの型番としてはXT2000-1とXT2000-2が存在しており、XT2000-1は米国およびカナダで販売する北米版、XT2000-2はアジア、大洋州、欧州、中東、アフリカで販売する国際版に該当する。
国際版の対応周波数は北米版の対応周波数と差異が少ないが、北米版をベースとして一部のBandをソフトウェアの制御によって変更したためと考えられる。
motorola razrは折り畳めるフォルダブルディスプレイを搭載したフォルダブルスマートフォンである。
Motorola Mobilityにとって初めてのフォルダブルスマートフォンで、2020年1月より順次発売することが決まっている。
なお、FCCではラベルが公開されている。
FCC – Motorola Mobility XT2000-2
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