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香港当局、21Vianet MobileのMNCの割当先を21Vianet Groupに変更



香港特別行政区の政府機関で電気通信分野の規制を司る通訊事務管理局弁公室(Office of the Communications Authority:以下、OFCA)は香港特別行政区の21Vianet Mobile (世紀互聯移動通訊)に対して割当した事業者識別コード(Mobile Network Code:以下、MNC)の割当先を中国の21Vianet Group (世紀互聯集団)に変更したことが分かった。

当初、OFCAはMNCの21を21Vianet Mobileに対して仮想移動体通信事業者(MVNO)の用途で割当を行い、21Vianet MobileはVaveのブランドでフルMVNOとしてMNCを使用していた。

しかし、21Vianet Mobileは2019年2月1日の0時1分(香港時間)をもってフルMVNOとしての事業を終了した。

一方で21Vianet Mobileの仮想移動体通信事業者としての参入に先立ち、21Vianet Mobileの親会社である21Vianet Groupは2.3GHz帯の周波数を取得しており、固定通信用途で2.3GHz帯を使用してLTE方式のネットワークを整備することが決まっていた。

21Vianet MobileがフルMVNOとしての事業を終了する前から21Vianet GroupはLTE方式による無線通信サービスを開始しており、21Vianet Groupの無線通信サービスでは21Vianet Mobileに割当されたMNCを使用していた。

21Vianet MobileがMNCの使用を終えたことから、OFCAはMNCの割当先を21Vianet Mobileから21Vianet Groupに変更した模様である。

同時にMNCの用途も仮想移動体通信事業者からLTEに変更されている。

21Vianet Groupは主に香港特別行政区の郊外で2.3GHz帯を使用してLTE方式のネットワークを整備しており、36ヶ月契約の固定通信用途で無線通信サービスを提供している。

なお、21Vianet MobileのフルMVNOとしての事業に対して割当された電話番号はOFCAによって割当が取消された。

OFCA

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