mixiがRATEL CELL (R1020)に関して事実関係を確認中、廃棄予定の個体が流通
- 2019年12月12日
- Android関連
mixiはスマートフォン「RATEL CELL (R1020)」がインドネシアなどで流通している事案に関して事実関係を確認していることが分かった。
RATEL CELL (R1020)は正式に発表されることなく中止したが、公的な認証機関などで一般に公開された情報から、mixiの子会社であるratelがゲーミングスマートフォンとして展開すると予想できた。
中止のため本来は流通しないはずのRATEL CELL (R1020)がインドネシアを中心に流通していることが判明しており、この件に関して経緯などをmixiの広報担当者に確認した。
RATEL CELL (R1020)は未発表の製品のため回答できないと返答を受ける可能性も予想していたが、予想外にもmixiの広報担当者は同社の子会社のratelが開発を行い、販売を予定していたと認めた。
また、すでにRATEL CELL (R1020)の事業は中止し、製造元に廃棄を委託する契約を締結しており、mixiとしては廃棄済みと認識していたとの説明である。
何らかの理由で流通していることはmixiでも把握しており、大変遺憾に思っているという。
廃棄が予定されていた個体であるため、入手は控えてほしいとの立場を示している。
mixiの広報担当者からの回答に製造元の企業は明記されていないが、台湾の政府機関で電気通信分野などの規制を司る国家通訊伝播委員会(National Communications Commission:NCC)の認証では台湾のWistron (緯創資通)が申請者となり、米国の政府機関で電気通信分野などの規制を司る連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)の認証で提出した資料には製造者としてWistronの名が記載されていたため、製造元はWistronと考えられる。
RATEL CELL (R1020)が流通する経緯の特定には至っていない模様であるが、製造元のWistronやその製造子会社もしくは廃棄物処理業者が予定通り廃棄しなかった可能性が高い。
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