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秋田ケーブルテレビ、秋田市と大潟村でローカル5Gの免許を申請



秋田県のCable Networks AKITA (秋田ケーブルテレビ:CNA)はローカル5Gの免許を申請したことが分かった。

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の東北総合通信局はCable Networks AKITAからローカル5Gの免許の申請を受け付けたと明らかにした。

Cable Networks AKITAは2019年12月24日にローカル5Gの免許を申請しており、周波数と基地局数は28GHz帯が2局で、基地局の設置場所は秋田県秋田市および大潟村の計画である。

東北総合通信局ではCable Networks AKITAの申請を電波法令に基づき審査を実施することになる。

なお、東北総合通信局の管轄内ではCable Networks AKITAが初めてローカル5Gの免許を申請したという。

ローカル5Gは地域の需要や多様な産業分野の個別の需要に応じて、様々な事業体が地域限定で柔軟に構築して利用できる第5世代移動通信システム(5G)である。

総務省は先行してミリ波(mmWave)の28GHz帯の周波数を使用したローカル5Gの制度を整備しており、2019年12月24日よりローカル5Gの免許の申請を受け付けている。

具体的な周波数範囲は28200.0~28300.0MHzの100MHz幅となる。

通信方式は標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式を導入できる。

ローカル5Gの導入初期はNR方式が単独で動作するスタンドアローン(SA)構成ではなく、LTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成を採用する見込みで、ノンスタンドアローン構成でNR方式に接続するためにはアンカーバンドとして機能するLTE方式への常時接続およびLTE方式とNR方式のデュアルコネクティビティ(E-UTRA-NR Dual Connectivity:EN-DC)の実装が必要である。

Cable Networks AKITAはすでに秋田市および大潟村でLTE方式と高い互換性を確保した地域広帯域移動無線アクセスシステム(地域BWA)の高度化方式の免許を取得しており、AXGP方式を運用している。

そのため、Cable Networks AKITAはAXGP方式をアンカーバンドとして使用する計画と思われる。

総務省

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