シンガポールのTPG Telecom、フィリピンで国際ローミング開始へ
- 2020年01月13日
- 海外携帯電話
シンガポールで移動体通信事業者(MNO)として新規参入するTPG Telecomはフィリピンで国際ローミングの提供を開始すると発表した。
TPG Telecomの携帯通信サービスは商用化しておらず、2019年1月よりトライアルとして限定的に提供している。
2019年7月からはマレーシアおよびインドネシアを対象として国際ローミングの提供を開始し、2019年10月にはインドも国際ローミングの対象に追加しており、追加料金なしで国際ローミングを利用できる。
なお、インドはマハーラーシュトラ州の州都・ムンバイで最初に国際ローミングの提供を開始し、その後に旧ジャンムー・カシミール州の領域にあたるラダック連邦直轄領およびジャンムー・カシミール連邦直轄領を除いたインド全土に拡大した。
国際ローミングでは無制限のデータ通信、無制限のシンガポールの携帯電話番号宛の音声通話、20分のシンガポールの固定電話番号宛の音声通話、すべての音声通話の着信およびSMSの受信を追加料金なしで使える。
フィリピンでは2020年1月31日より国際ローミングの提供を開始する予定である。
対象の移動体通信事業者は公表しておらず、提供の開始日が迫れば公表する見込み。
フィリピンの移動体通信事業者はSmart CommunicationsおよびGlobe Telecomの2社であるため、この2社のいずれかが対象の移動体通信事業者となる。
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