シンガポールのTPG Telecomがトライアルを延長、商用化に大幅な遅れ
- 2020年01月16日
- 海外携帯電話
シンガポールで移動体通信事業者(MNO)として新規参入する計画のTPG Telecomは携帯通信サービスのトライアルを延長すると明らかにした。
TPG Telecomはシンガポールで第4の移動体通信事業者として新規参入することが決まっているが、商用化が大幅に遅れている。
2016年12月にライセンスを取得して新規参入が確定し、ライセンスの有効期間の都合から最短で2017年4月1日には商用化が可能であったが、基地局の設置など準備期間などを考慮して2018年後半頃に商用化する方針を示していた。
しかし、2018年後半のうちに商用化できず、2019年1月より300,000人を対象にトライアルとして試験的な携帯通信サービスを無料で提供するにとどまっている。
トライアルの対象期間は約1年間と定められており、最初にトライアルで開通した回線は2019年12月20日にトライアルの対象期間を終えた。
しかし、2019年12月21日の時点でも商用化に至らず、最終的にトライアルの期間を延長することになった。
TPG Telecomはトライアルの期間を延長すると案内しているが、延長後のトライアルを終了する時期に関しては発表していない。
商用化まで期間を定めずにトライアルを継続する可能性が高い。
TPG Telecomはネットワークの整備に遅れが生じている模様で、すでに当初の計画から1年以上も商用化が遅れている状況にある。
2020年中には商用化できる見込み。
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